再版のリクエストにお応えして2012年秋、ふたたび頒布いたします

photo1OKAZU Brandではゲームマーケットのたびに1〜4作の新作を発表してまいりました。すぐに売り切れてしまうものもあれば、作り手としては自信を持ってお勧めできるいいゲームなのに、様々な要因で長く売れ残ってしまうものもありました。

箱根駅伝をモチーフとしたこのEKIDENも、2010年に頒布したものの最初はあまり芳しくなく、テーマの地味さや、まだドラフトゲームに馴染みがない時期でもあったためか、初動はとても良いとは言えませんでした。
しかし、その年のTGiWゲームマーケット作品人気投票で2位の栄冠を頂き、また作者の知らないところで雑誌などで取り上げて頂いたらしく、ゲーム好きな方々に加速度的にお買い上げ頂き、時期を空けて突然売り切れとなりました。

OKAZU Brandのblogで、再版アンケートで常に上位に位置し続けていたこと、根強く再版を待ってくださっていたファンの方の声にお応えして、今回カードサイズや箱のサイズを調整し再版にいたりました。

どんなゲーム?

このゲームは「スカウトステージ」と「大会ステージ」という2つのステージに分かれます。

(1)スカウトステージ
各プレイヤーは10枚ずつ配られた【選手カード】から1枚を選択してキープし、残りの【選手カード】を左隣のプレイヤーに渡す、を10回繰り返します。
つまり、色々な能力をもった選手10人の中から、自分が欲しい選手を1人スカウトし、残った選手を隣の人に回します。自分がたてた戦略に合うように、上り坂が得意な選手、本人は高い能力はもっていないが周りを活かすことが出来る選手、往路だけが得意な選手、などを組み合わせてスカウトし、チームを作り上げていきます。
他のプレイヤーと戦略がバッティングし、欲しい選手が重なってしまったら、もう次のスカウトの時にはその選手がいないかもしれません! 回ってくる選手の顔ぶれを見ながら、他のプレイヤーの戦略も予想しましょう。

(2)大会ステージ
10選手全てをスカウトしたら、いよいよ大会本番です。
10区間のラウンドそれぞれで、プレイヤーは選手カードを1枚ずつ出し合い、選手の「走力」に加えて「スキル」の補正をした数値で競い合います。そこで区間ごとの順位が決まりますが、どのくらい他の選手と差がつくかは道路のコンディションとその選手の持つ「アップ値/ダウン値」に依存します。
つまり、区間で一位を取りやすくても他の選手と差をつけにくい選手や、スキルが花開かないと区間で勝ちにくいものの爆発すると一気に差をつけられる選手が存在するのです。

こうして10区間を競い、一番先頭を走っているプレイヤーの勝利となります!

ゲームマーケット2012秋、4階116ブースでお待ちしています

OKAZU Brandブースにて、カード79枚、コマ15個、説明書を含んだ再版版「EKIDEN」をイベント予価1700円で頒布いたします。
同時に、新作として十種競技をモチーフとしたカードゲーム「デカスロン」(イベント予価1700円)も再版いたします。
また当日は試遊卓も用意してありますので、ご興味のある方は遊びにいらしてください。


取り置きについては、twitterアカウント@okazu_900jakuまでDMを頂くか、okazubrand☆gmail.com(☆を@に変えてください)までメール下さい。例年通りmixiの方でも受け付けますので、そちらをご存知の方はチェックして下さい。

説明書を公開します

説明書を公開しております。
選手の持つスキルや、順位にプレイ順が依存する一癖ある区間ラウンドの処理などをご覧ください。
>PDF(1.9M)


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